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LESSON 10 / 15

Excel データを分析したい:CSV から洞察まで

所要時間 7分 入門レベル

「BI ツールほど大げさじゃないけど、ちょっとデータの傾向を見たい」場面、Claude が活躍します。CSV を貼って5分で分析洞察を得る方法を共有します。

このレシピで実現すること

  • CSV データの傾向把握
  • 異常値の検出
  • ビジネスへの示唆抽出

1. データの全体把握

添付の CSV について、以下を整理してください。

1. 各列の意味(推測でも可)
2. データの粒度(1行が何を表すか)
3. 期間・範囲
4. 数値列の基本統計(最大・最小・平均)
5. 欠損値の有無
6. 注目すべき箇所

2. 傾向分析

以下のCSVについて、ビジネス的に意味のある傾向を3つ抽出してください。

各傾向について:
- 1行説明
- 該当するデータ範囲
- 想定される原因
- ビジネスへの示唆

3. 異常値の検出

以下のCSVから、異常値・外れ値を抽出してください。

【判定基準】
- 平均から標準偏差2倍以上離れている
- 前日・前週から30%以上の急変
- ビジネス的に説明がつかない値

各異常値について:
- 該当行
- 何が異常か
- 想定原因(仮説)
- 推奨アクション

4. クロス集計の依頼

以下のCSVで、A列とB列のクロス集計をしてください。

【出力】
- マークダウン表形式
- 件数 + 構成比
- 注目すべきセル(高い・低い)にコメント

業務での具体例

例1:売上データの月次傾向

過去2年分の売上データから「成長カテゴリ」「衰退カテゴリ」を抽出し、各カテゴリの来期見込みを Claude に推論させる。

例2:問い合わせログの分類

カスタマーサポートのログから「問い合わせ種別」を自動分類し、対応工数の偏りを可視化。

例3:勤怠データの異常検知

勤怠データから「過去パターンと異なる行動(遅刻急増・早退頻発等)」を検出し、上司の早期気づきにつなげる。

注意点

  • 個人情報を含むデータは事前に匿名化
  • 機密データは社内ポリシー要確認
  • 計算結果は必ず Excel/Python で検証

応用:定期レポートの自動化

「毎月最終週、先月のデータをこの観点で分析」のテンプレを Project に保存。月次レポート作成が10分で完了する仕組みに。

よくある質問

この記事に関連する質問と答えをまとめました。

Q.Excel を直接編集できますか?
A.
直接編集はできませんが、CSVを添付すれば内容を読み取り、分析結果やピボット案を返してくれます。「数式を提案させて Excel に貼る」運用が現場では一般的です。
Q.計算ミスが心配です。検算は必要?
A.
必要です。Claude は推論モデルなので、厳密な計算では誤りが出ることがあります。重要な意思決定に使う数字は、Excel か SQL で別途検算する運用を必ず組み込みましょう。