プロンプトエンジニアリング実践
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Few-shotプロンプティングと思考連鎖

このレッスンでは、強力な2大テクニック「Few-shotプロンプティング」と「Chain-of-Thought(CoT)」を学びます。
Few-shotプロンプティングとは
「こういう入力にはこういう出力をしてほしい」という例を1〜数個(few=少数)示してから本番のタスクを依頼する技法。指示で長々と説明するより、例を見せた方が圧倒的に伝わります。
例:商品レビューの感情分類
以下の例を参考に、最後のレビューを分類してください。
<example>
レビュー: この財布、軽くて使いやすい!毎日愛用してます。
分類: ポジティブ
理由: 「使いやすい」「愛用」が肯定的キーワード
</example>
<example>
レビュー: 思ったより小さい...写真と違いすぎ。
分類: ネガティブ
理由: 期待と実物のギャップへの不満
</example>
<input>
レビュー: デザインは良いけど、ファスナーがすぐ壊れた。
</input>
Few-shot のコツ
- 例の数:3〜5個が経験則的にバランスが良い
- 例の多様性:エッジケース・反例も混ぜる
- 例のフォーマット統一:本番出力もそのフォーマットになる
Chain-of-Thought(CoT)
「考える過程を口に出してから結論を出してください」と指示すると、推論精度が向上します。
以下の問題に答えてください。
まず思考過程を <thinking>...</thinking> に書き、
その後 <answer>...</answer> に最終回答を書いてください。
問題: A社は売上前年比+10%、B社は+15%。利益率はA社20%、B社10%。
利益額の絶対値が大きいのはどちら?(前年売上はA社100億、B社80億)
Few-shot × CoT の合わせ技
例の中にも思考過程を含めると、Claude はその思考スタイルを真似します。複雑な判断タスクで効果絶大です。
このレッスンのまとめ
Few-shot は「型を見せる」、CoT は「考えさせる」。この2つを組み合わせれば、複雑な業務タスクも安定処理できます。
やってみよう(演習)
- 感情分類タスクを Few-shot で構築する
- 複雑な判断タスクを CoT で実装する
- Few-shot × CoT の合わせ技を試す
到達度チェックリスト
- Few-shot の例数の経験則(3〜5個)を覚えた
- CoT を
タグで実装できる - 両者を組み合わせるパターンを知っている
よくある失敗パターン
- Few-shot の例を1つだけ示して、パターン学習させようとする
- Few-shot の例にエッジケースを混ぜず、中心パターンだけになる
- CoT で「考えて」と書くだけで、思考過程を出力させる仕組みを作らない
よくある質問(Q&A)
Q. Few-shot の例は何個が最適ですか?
A. 経験則的には 3〜5 個。少なすぎるとパターン認識が甘く、多すぎるとトークンコストが増えます。
Q. CoT で出力が冗長になりすぎます
A. 「思考過程は
Q. Few-shot × CoT は本番でも使うべき?
A. 複雑な判断タスクでは絶対に使うべきです。シンプルな分類なら Few-shot のみ、推論が必要なら CoT 併用、と切り分けます。
よくある質問
この記事に関連する質問と答えをまとめました。
Q.Few-shot プロンプティングはどんな時に使いますか?
A.
「望ましい出力例を AI に見せる」手法で、特定のフォーマットで安定した出力が欲しいとき、複雑な分類・抽出タスク、独特なトーンを再現したいときに効果的です。3〜5例で十分。
Q.Chain-of-Thought(CoT)とは何ですか?
A.
「考える過程を出力させる」手法です。「ステップバイステップで考えてください」と書くだけで、複雑な推論問題の正答率が大きく向上します。論理的なタスクには必須のテクニックです。
理解度チェック(クイズ)
このレッスンの理解度を確認してみましょう。全問終わると最高記録が保存されます。
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