LESSON 05
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Few-shotプロンプティングと思考連鎖
このレッスンでは、強力な2大テクニック「Few-shotプロンプティング」と「Chain-of-Thought(CoT)」を学びます。
Few-shotプロンプティングとは
「こういう入力にはこういう出力をしてほしい」という例を1〜数個(few=少数)示してから本番のタスクを依頼する技法。指示で長々と説明するより、例を見せた方が圧倒的に伝わります。
例:商品レビューの感情分類
以下の例を参考に、最後のレビューを分類してください。
<example>
レビュー: この財布、軽くて使いやすい!毎日愛用してます。
分類: ポジティブ
理由: 「使いやすい」「愛用」が肯定的キーワード
</example>
<example>
レビュー: 思ったより小さい...写真と違いすぎ。
分類: ネガティブ
理由: 期待と実物のギャップへの不満
</example>
<input>
レビュー: デザインは良いけど、ファスナーがすぐ壊れた。
</input>
Few-shot のコツ
- 例の数:3〜5個が経験則的にバランスが良い
- 例の多様性:エッジケース・反例も混ぜる
- 例のフォーマット統一:本番出力もそのフォーマットになる
Chain-of-Thought(CoT)
「考える過程を口に出してから結論を出してください」と指示すると、推論精度が向上します。
以下の問題に答えてください。
まず思考過程を <thinking>...</thinking> に書き、
その後 <answer>...</answer> に最終回答を書いてください。
問題: A社は売上前年比+10%、B社は+15%。利益率はA社20%、B社10%。
利益額の絶対値が大きいのはどちら?(前年売上はA社100億、B社80億)
Few-shot × CoT の合わせ技
例の中にも思考過程を含めると、Claude はその思考スタイルを真似します。複雑な判断タスクで効果絶大です。
このレッスンのまとめ
Few-shot は「型を見せる」、CoT は「考えさせる」。この2つを組み合わせれば、複雑な業務タスクも安定処理できます。