LESSON 03
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XMLタグで構造化する
長くて複雑なプロンプトは、構造化することで精度が劇的に向上します。Claude はとくに XML タグによる構造化と相性が良いことが Anthropic 公式に明記されています。
なぜ XML タグなのか
Claude は学習過程で大量の構造化データを扱っており、XMLタグで囲まれた領域を「明確に分離された情報の塊」として認識します。これにより、複数の入力(例:参考資料・指示・出力例)を混同せず処理できます。
基本パターン
<instructions>
あなたは熟練のコピーライターです。以下の商品情報をもとに、20代女性向けのキャッチコピーを3案作成してください。
</instructions>
<product_info>
商品名: ナイトクリーム「Lumina」
特徴: 保湿成分○○配合、無香料、夜用、30g
価格: 4,800円
</product_info>
<constraints>
- 20字以内
- 「美しさ」「輝き」という単語は使わない
- 命令形を避ける
</constraints>
<output_format>
1. (案1)
ターゲット心理: (30字程度の説明)
2. (案2)...
</output_format>
よく使うタグの命名例
<context>:背景情報<instructions>:指示本体<data>/<text>:処理対象データ<example>:例示<constraints>:制約<output_format>:出力形式
タグ名は何でも構いません(HTML標準である必要はない)。意味が明確な名前を選びましょう。
応用:ネストと参照
タグはネストできます。複数の例を出すなら <examples> の中に <example_1> <example_2> を入れる、といった構造も自然に解釈されます。
このレッスンのまとめ
XMLタグによる構造化は、プロンプトが複雑になるほど威力を発揮します。次のレッスンでは「ロール設定」で出力のキャラクターをコントロールする方法を学びます。