LESSON 02
/ 06
明確性を高める:曖昧さを排除する技法
プロンプトエンジニアリングの第一歩にして最重要なのが「明確性(Clarity)」です。曖昧さは出力品質の最大の敵です。
曖昧さを生む3つの典型パターン
1. 指示語・代名詞の曖昧使用
悪い例:「これを参考に、それと同じ感じで作って」
良い例:「以下のメールテンプレート(A)と同じ文体で、件名『見積もり依頼へのお礼』のメールを作成してください」
2. 主観的形容詞
「いい感じに」「カッコよく」「シンプルに」は人によって解釈が違います。
悪い例:「シンプルなキャッチコピーを」
良い例:「20文字以内、漢字とひらがなのみ、商品名を必ず含む、命令形を使わないキャッチコピーを5案」
3. 暗黙の前提
業界の常識・社内の慣習を、Claudeは知りません。明示しましょう。
明確性を高める3つのチェック項目
- 5W1H が揃っているか:誰が・何を・なぜ・どこで・いつ・どうやって
- 数値で測れるか:「短く」より「100字以内」
- 制約と禁止事項を明記したか:「〜しないでください」も忘れずに
演習
次の曖昧なプロンプトを、明確性の3チェックを使って書き直してみましょう:「ブログ記事を書いて」
このレッスンのまとめ
明確性は、他のすべてのテクニックの土台です。次のレッスンでは「構造化」、つまりXMLタグや見出しでプロンプトを整理する技法を学びます。